『グロースハッカー』を読んだ。常に改善を続ける力ことが価値を生む!

『グロースハッカー』を読んだ。常に改善を続ける力ことが価値を生む!

話題の『グロースハッカー』読みました!よかった!思ったことを少し書いてみたいと思います。

当たり前のことばかり書いてあるんじゃないか?

たぶん、人によって感想は違うと思います。EvernoteやdropboxやUberなど最近のサービスにあまり詳しくない人は、「へ~」と感じる部分もあるかもしれませんが、そういうサービスを普段普通に利用している人にとっては、「それって当たり前では!?」ということばかりが書いてある本だと思います。

資金もない(営業やマーケティングより開発に回るという意味で)、従来のマーケティングに関する経験値もない。でも、サービスを成長させていきたいという熱意がある。そういう人々が、利用者の反応を徹底的に分析したり、お金をかけずに口コミが広がるような仕組みを作ってきいます。「そうなるよね」と、思う。思ってしまう。思ってしまうのだがそれを実際やるかというと、どうなんだろうと思う。もちろん既にこれに似たようなことをやっている会社はたくさんあると思う。だけど、継続的に分析を続けるというのはなかなか骨の折れる作業で、データの管理も大変だし効果もわかりづらいし面倒という理由で徹底的にやっているところは多くないように感る。。。

と、読むうちに気持ちが変わってきて、「当たり前のように感じるけど徹底的に継続してやるってすごいことなんじゃじゃじゃ!」と思うようになったりします。僕がそうでした。

弾力のある透明な壁の存在

顧客の動向を分析して、仮説を立てて実験して、データを取って、そこからまた仮設を立ててということを繰り返す。あたりまえだけど、できない。そこには、慣れるまでは結果が見えにくい、継続が面倒などの理由でできない何かがありそうです。同じようにやったらうまくいきそう。真似したい。でも簡単に真似できない。それはあたかも透明な壁のように感じます。向こう側が見えていて行けそうなんだけど、弾き返されてしまうような。。。

そういうことを感じさせられました。

グロースハックって徹底的な顧客中心主義なのかも?

うん、やっぱり考えてみるとグロースハックをするは相当大変。だけど、営業とマーケティングに使うリソースをここに回せば、ある程度いい線いけるのかも。外部に依頼したら情報制度下がってグロースハックと違うものになりそうだし。結局徹底的な顧客中心なのかも。。サービスを運営している側が直に顧客の声を徹底的に聞くというような。

色々試すなかで独自のマーケティング手法を確立してゆく

冒頭に挙げたEvernoteやdropboxやUber、他に、Gmailやクックパッドや他にも本書では様々なサービスが紹介されていますが、みなマーケティングの方法論はそれぞれ独自の進化をしているといいます。従来のやり方と違う、もっと泥臭いやり方。もっと顧客中心のやり方が、グロースハッカーのやり方のように感じます。そして、技術の力でそのイテレーション(繰り返し)を効率的に、データもしっかり取りながらやっていく。

こういうやり方はみな思いつくのですが、それをしっかりと言語化させてくれたという意味で、本書を読んだ価値があったと感じました。2時間もあれば読み終えてしまえるような内容です。クックパッドなどの具体的な数字を交えた資料の紹介など興味深い話もあります(あとがきが大量にあるように感じましたが)。

あたりまえだけどなんかすごい。できそう!って思わせてくれる良い本だったと思います。前に進ませてくれる感じがありました。

自分メモ

読んで気になったところをメモしてみます。

  • グロースハッカーは、伝統的なマーケティング戦略を放棄し、検証・追跡・測定が可能なものだけを用いる。
  • 「グロースハックとは、ツールキットというよりも、マインドセット(考え方)だ」
  • 「プロダクト・マーケット・フィット(PMF)」とは、サービスと顧客(のニーズ)が完全にシンクロする状態
    • PMFにするための最善の方法は「実用最小限の製品」(minimum viable product:MVP)でスタートし、ユーザからのフィードバックに基づいて改良していくこと
  • 「最高のサービスを作ることばかり考えているようでなければ、最高のサービスなんて作れないんだ」(エバーノート)
  • 大事なのは、何人に認知されるかではなく、何人がサインアップするかだ。街頭でのビラ配りでサインアップする人を増やせるなら、それもグロースハックと考えていい。
  • ホルスティー・マニフェスト(マニフェスト自体が素晴らしく、視覚的に面白かったので口込みで広がった)
  • 「どんな状態であっても、もっと改善できる」だからこそイテレーションを怠らない。
  • 企業はサービスそのものの改善に投資する必要があるのだ。ユーザーがそのサービスからはなれられなくなる(そして友だちを誘う)まで改善しよう。

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